澤登千代子
千葉県県東金市出身
私はデザインを勉強した後、アートフラワー・七宝焼きの分野で仕事をしてまいりました。バブル期にはイベントも多く、都市緑化フェア―のメインパビリオン、ホテルのロビー、コンサートホール等のデザインを任されたり、七宝焼きで特許を取り商品化したりとそれなりに充実しておりました。他にカルチャーセンターで講師もしておりましたので、大きな意味でいろいろと人間関係等難しい時期もあり又大切な仕事の後はアイデアが浮かばず、すべてを「ゼロ」にしたいと50歳を前にして考えるようになりました。自分だけでできるもの、余暇、老後ずっと楽しめるもの、努力すればそれなりの充足感が味わえるものをと焦る気持ちでいろいろと模索した末にボタニカルアートにめぐり合うことができ、以前の仕事を辞めました。
私を夢中にしたボタニカルアートとは精密画で「花の肖像画」とも呼ばれております。これだと思い、自分の感動する心と感性だけを頼りにスタートいたしました。
自分の技量の程度を知りたい為に毎年様々なコンクールに応募しておりました。その結果、入選、入賞した作品が多くなり、この作品を見てもらえる場所が必要と考え思い切ってギャラリーを造りました。
ギャラリーには絵、アートフラワー、七宝焼きを展示しております。一人でも多くの方々に見ていただくことが私の喜びです。
※ギャラリーは日曜日の10時より16時までオープンします。作品制作中や他の展示会等で不在にすることもありますので、ご来館の際はご確認いただけますようお願いします。